体の不調にもつながる噛み合わせ
虫歯や歯周病、歯ぎしりや噛み癖、抜けたままの歯を放置することなどによって、噛み合わせはずれていきます。
上顎の位置は固定されていますので、噛み合わせがずれるということは、下顎の関節がずれるということです。
正常な噛み合わせイメージ
噛み合わせが悪く、下顎がずれている状態
そのまま放置してしまうと、頭痛や肩こり、耳鳴り、めまい、等の原因になる事がありますので、 噛み合わせの筋肉がバランスよくリラックスした状態で咬める位置を探し治療する必要があります。
そこで活躍するのがマウスピースです。
歯ぎしりや食いしばりなどで歯や歯肉に加わる力を和らげ、保護する役目を果たすだけでなく、
マウスピースを口の中に入れることで、噛み合わせが力の入りにくい位置に変わり、筋肉の緊張を和らげる効果もあります。
噛み合わせと全身の関係
では、下顎の関節がずれると、どうなるのでしょう。
実は、下顎は体のバランスを保つ役目もはたしています。
下顎の関節がずれることによって、頸椎がずれ、頸椎がずれると胸椎がずれ、胸椎がずれると腰椎がずれ・・・、というふうに、首や背骨、肩などのバランスが保てなくなり、体に無理な力が加わってしまいます。
神経系統の異常やホルモン系統の異常が発生することもあり、体に悪影響を及ぼす可能性があります。
噛み合わせを治療すると
顎の位置や噛み合わせを正しく調整することで、崩れていた全身バランスが少しずつ本来のバランスの取れた状態に改善されます。
体の不調の全ての原因が噛み合わせであるとは限りませんが、噛み合わせを調整することで、体の不調が改善される事例もありますので、是非一度ご相談下さい。