一人ひとりに適した予防法を
予防歯科には様々な種類があります。 成人の場合は、虫歯や歯周病の治療後、再発しないように定期的な検診とクリーニングを行います。 お子さまの場合は、虫歯予防だけでなく、癖を見直すことで歯並びや姿勢など、健やかな成長を手助けできることもあります。 患者さまの口腔内環境・癖・生活習慣などは一人ひとり違います。
定期的に通って頂くために、担当歯科衛生士が無理のない、気持ちの良い予防方法をご提案出来るよう努めています。
成人の予防歯科
虫歯や歯周病の治療が終了後は、その口腔環境が良好な状態を出来るだけ長く維持するために、予防することが大切です。 虫歯や歯周病は細菌による感染症ですので、日常のセルフケアと定期的な検診で細菌を取り除き、虫歯や歯周病を予防します。
ブラッシング指導
予防の基本は、毎日のブラッシングです。
ただし、どんなに丁寧に磨いても100%歯垢を落とすことは難しいため、80%の歯垢を落として頂くことを目標にブラッシング指導を行います。
残り20%は、定期的なクリーニングで徹底的に除去しますので、セルフケアとプロケアの併用が大切です。
定期検診
虫歯・歯周病治療終了後は、再発しないよう定期的な検診が大切です。 再発するリスクは一人ひとり違いますので一概には言えませんが、3ヶ月~6ヶ月に1回の検診をお薦めしています。 検診時には、虫歯・歯周病検査、詰め物の状態確認、噛み合わせのチェック、歯石除去などを行います。
PMTC
ブラッシングでは磨きにくい場所や歯周ポケット内にたまった歯垢・歯石を、 歯科医院専用の機器を使って徹底的に除去します。 PMTCはこのほかにも、歯質を強化したり歯の着色汚れを除去する効果もあり、PMTC後は爽快感があります。